イベント情報

『配属先に怒られない日本語研修』

9月6日、『配属先に怒られない日本語研修』がテーマのセミナーにゲストとして呼んでいただきました。

外国に住んで、外国語を使ったことのある人から見れば「おかしい!」と思えるような日本語(たとえば、嘘つけ!など)も、日本にいて、海外に出たことのない人から見れば、「どこがおかしいの?」と思う部分があると思います。翻訳機にかけてみれば、「この言い方じゃ相手に通じないか!」ということも多々あります。20年間中国で生活していましたが、「言っていいこと」「言っちゃいけないこと」「言うべきこと」などを一旦考え、気持ちを切り替え、キャラを変えて話していました。生きていくためのスキルという意味で、いくつかキャラ作りをする必要はあると思います。

大体、家でも外でもキャラを絶対に変えなかったわたしが言っているのですから、キャラ作りは本当に必要だと思います。キャラを変えて対応することを覚えたら、負担は以前よりずっと軽くなりました。

研修では、学生たちに覚悟してもらっています。理不尽な対応をされてしまった時の心の置き場所がわかっていれば、頭がフリーズせず、気持ちを切り替えられます。どう対応すれば良いかがわかれば、話すことは難しくありません。ただ、心に余裕がないと、キャラを演じることができません。イラっとしたら、イラッとした顔をしてしまいます。嬉しいことを言われたら、ニヤッとしてしまいます。これでは仕事になりません。いやらしくニヤリとしながら自慢げに話し出す大谷翔平選手や藤井聡太七冠の顔など、誰も見たくないでしょう。心に余裕を持ってもらいたいので、学生たちがまだ上手に話せないときに、わたしは不快な表情を出さずに、いつも笑顔で話を聞くようにしています。

これは、外国人採用を考えている企業の方向けのセミナーですが、多くの方にご参加いただきたいです。

https://asiatojapan.com/.../seminar.../seminars/webinar0906/

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