対談の中で、ホリエモンさんが「週刊文春をつぶしたい」と話したところ、岡田斗司夫んが「堀江さんだから言うんですけど、100人犠牲者が産まれたとしても、100万人のうさが晴れるんだったらそれでペイすると思いません?」と応えられた動画に衝撃を受けました。ホリエモンさんが「生贄のない社会にしたい」というと、岡田さんが「生贄のない世界を実現したいなんて思想は、これまでの歴史ですべて失敗してきてますよ?僕が考えるのは、自分の大切な人や周りの人が、生贄にならないようにするためにはどうするか考えはします。でも人類全体という視点ではそれは考えない。生贄は必要だと思ってるから。」と応えられました。
パズルのピースが合うみたいに、気がついたことがあるのですが、うちの町の駅には駅員さんがいないからか、「どうせバレないのに切符を買うヤツはバカだ」と言い出す子どもがいるそうで、「どうせバレない」「バレなきゃOK」といった考えを持つ子どもには意外と影響力があるのだと知りました。学生時代にポーランドで、バスチケットに「ガッチャン」と穴を開けないまま握りしめていたら、それでは有効にならないらしく、多額の罰金を払ったことがあります。初訪問、「聞いてないよ」と言いながら、空港から市街へ向かうバスの中、落ち込みました。それもあって、自分の子どもには、駅員さんがいなくても、電車賃を支払うことの大切さを話していますが、「どうせバレない」と言っている子どもを探し出して、直接注意をするわけではないので、単に自分の子どもを守っているだけなんですよね。
社会を良くしたいと思っていますが、もっともっと受け入れなければならないことがたくさんあると思って反省しています。
さて、、話は大きく逸れますが、『トータルライフガイド』が、昨日からAmazon発売開始されました。言葉遣いやメール、レポートの書き方など、大学生が知っておくべき具体的事柄を解説していて、わたしもその中の一章を担当しました。大学・社会人生活を安全により充実したものにするための必携ガイドブックです!どうぞお手にとってご覧ください